仕事の連絡を上司にするとき、ラインを使ってやり取りをしている人もいるのではないでしょうか。このときに悩むのが、絵文字やスタンプの使用についてです。
ラインは便利な連絡ツールとして使用することができますが、使い方を間違えてしまうと失礼な振る舞いをしてしまうことにもなります。
ここでは、上司にラインをするときの絵文字やスタンプの使用についてお伝えします。
そもそも使用はOKなのか、やり取りをする時のマナーや注意点を知って、社会人としてふさわしい振る舞いをしましょう。
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目次
上司とのラインで絵文字やスタンプはNG?一般的な考え方
上司とのラインに絵文字はありかなしか
会社のパソコンでのメールのやり取りならかしこまった文章を使うことが多くても、ラインだとつい、くだけた雰囲気で送ってしまいそうになりますよね。会社の上司とのラインに絵文字やスタンプを使ってもいいのか悩む人も多いのではないでしょうか?「あり」パターンと「なし」パターンで考えてみましょう。
- 「あり」パターン
上司ととても仲が良く、プライベートでも遊んだりする。
上司から進んで絵文字やスタンプを使ってくる。
ラインを進んで教えてくれた。 - 「なし」パターン
普段、業務連絡のやり取りしかしない。
上司が絵文字やスタンプをあまり使わない。
ラインは社内の連絡の手段として教え合った。
ラインを教えてくれた状況や上司との距離によって使い分ける人が多いようです。
絵文字やスタンプを使ってもいいか悩んでいる人は、次の項目も参考にしてみましょう。
絵文字やスタンプを使ってもいいか悩んでいる人は、次の項目も参考にしてみましょう。
上司へのライン・絵文字やスタンプは上司との距離感で使用するか決めよう
上司との距離感で判断する
先ほど「あり」パターンで挙げた、「上司と仲が良い」「プライベートでもよく遊ぶ」関係なら、絵文字やスタンプを使うという方も多いです。むしろ、それほど仲が良いのにラインでは「。」「、」しか使わないような堅い口調だと、そちらの方が違和感があるかもしれません。上司と仲が良く、また上司からのラインも絵文字やスタンプが使われてくるようなら、部下も使った方が距離を縮められるということもあります。
また、やり取りをする内容によっても変わってくるでしょう。
プライベートでの飲み会の打ち合わせならともかく、会社関係の用件や業務連絡なら、絵文字を使わない方が良いときもあります。
普段からマナーを気にしている上司や、部下のマナーについてよく愚痴を言っているような人に対しても気をつけた方がいいです。上司の性格や距離感、話題によって、絵文字を使うか使わないか判断するといいでしょう。
慎重にいきたいのであれば、飲み会などで話す機会があった時に「部下からラインで絵文字を使われたら嫌ですか?」と聞いてみてもいいかもしれません。
上司とラインをする時のマナー!絵文字やスタンプ・既読後の返信
上司へラインを送るときのマナー
いくら仲が良くても、会社の上司であるということは意識しておきたいものです。
以下のことに気をつけましょう。
- 長時間の既読スルーをしない
仕事でのメールの返信と同じように、上司からのラインも、長時間返信しないのは避けましょう。送る内容に対してまだわからないことがあったり、忙しくて手が離せないようなら、一言「後ほど必ず返信します」と断りを入れておくことをおすすめします。 - スタンプの扱いに気をつける
ラインのスタンプは手軽に送れるので大人気です。しかし上司に送るのなら、「ありがとうございます」「お願いします」など敬語が使われているスタンプを使った方が良いでしょう。またスタンプの多用、連打はあまり良い印象がないので注意しましょう。 - 連絡する時間に気をつける
友達に対しては深夜に送ることがあっても、上司はあくまで仕事の関係であるということを忘れてはなりません。いつでも気軽に送りやすいのがラインですが、上司に送る際は時間帯に気をつけるようにしてください。
上司にラインをするときの注意点・書き出しと終わらせ方について
上司へラインを送るときの注意点
- ラインの書き出し方
上司へラインを送るときの書き出しは、必ず挨拶を入れましょう。ラインだと短文になりやすくつい省いてしまいがちですが、「おはようございます」「お疲れ様です」と挨拶を入れてから本題に入るよう心がけましょう。 - ラインの終わらせ方
上司からのメッセージで終わらないよう気をつけます。例えば質問をラインで送って、それに対しての返信が返ってきたら、必ず「承知しました」「ありがとうございました」と返信をしましょう。
上司へのこんなラインはNG!気をつけたいラインの使い方
上司へ送ってはだめなライン
- 大事な連絡をラインでする
欠勤、遅刻の報告や、仕事のミスなどをラインで報告するのはやめた方が良いです。
いくらラインが普及しラインで連絡を取り合うのが当たり前になったといっても、大事な連絡や緊急の連絡は直接口頭か、直接が無理な時は電話でするのが常識です。比較的若い上司だから大丈夫だろうと思い込むのは危険ですよ。 - 絵文字やスタンプのみ
絵文字やスタンプ「だけ」を送ることは、友達同士でならすることがあっても、上司に対してはやらないように気をつけましょう。どこか手抜きな印象にも思えてしまうので、一言文章を添えることを心がけましょう。 - 長くなりそうなら口頭で
ラインでのやり取りは、ビジネスメールのような堅い印象を送ると文章が長すぎて読みにくくなってしまいがちですが、あまりくだけた言葉遣いもしないように気をつけましょう。また複数の用件を一度に送らないようにします。
やり取りが長くなりそうなら電話で伝えたほうが良いときもあります。