女性が仕事でスーツを着るときはボタンを閉めないといけないことを知っていますか?
男性の場合は一番下のボタンを外すことになっていますが、女性の場合は違います。
そこで、女性のスーツの着こなしマナーについて、ボタンの閉め方やポイントなどお伝えしていきましょう。
スーツのボタンをきちんと閉めることを考えて選ぶようにすることも大切です。
ぜひ参考に他のマナーもしてみてください。
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女性がスーツのボタンを閉めないのはマナー違反
スーツを着て仕事をしている女性も多いですよね。男性のスーツには選び方や着こなし方にマナーがありますので、女性のスーツの場合もマナーが心配になることでしょう。
特に気をつけたいのがジャケットのボタン
スーツは堅苦しさがあるのでボタンはできれば外したいかもしれません。
女性のスーツの場合は、ジャケットのボタンはすべて閉めておくのが正しい着こなし方になります。
そのため、ボタンを閉めないとジャケットの形が崩れて、きれいなシルエットにはなりません。場合によってはだらしない印象になることもあります。
スーツのボタンを全て閉めると動きにくくて窮屈に感じる人もいることでしょう。
女性用のスーツにはボタンが一つしかないデザインもあります。ボタンが多いほど窮屈さを感じやすくなりますので、ボタンが少なジャケットを選んでみてください。
夏でもスーツのボタンを閉めないのはビジネスでの印象が良くない
夏の暑い時期ならスーツのボタンも外して少しでも涼しくしたいところです。ボタンを閉めると見た目から暑苦しく見えてしまうような気もしますよね。
ビジネスにおいては大切な場面でこそボタンをすべて閉めてください
女性のスーツはボタンをすべて閉めるのがマナーのため、暑さや季節によってボタンを外したりすることはありません。大切な取引先を会う時、プレゼンのような注目される場面はもちろん、来客と挨拶をして名刺交換をするときや上司と一緒に行動をするときも、スーツのボタンはすべて閉めるようにしてください。
夏であってもスーツのボタンは全て閉めたままにしてください。
事務所のデスクで仕事をしている時やランチタイムならボタンを外してラクな着こなしにしても良いですが、スーツをきちんと着なくてはならない場合は暑さに関係なくボタンは閉めた状態にします。
休憩中は女性もスーツのボタンを閉めないままでもOK
女性のスーツはボタンをすべて閉めるのがマナーですが、休憩中のときやデスクで仕事をしているときならボタンを外してもかまいません。
大切なのはTPOをわきまえること
スーツのボタンを外した状態でデスクについて仕事をしていても、来客があったときや上司に呼ばれて立ち上がるときにサッとボタンを閉めれば良いのです。ボタンを開けるか外すかは、シチュエーションによって判断してください。
スーツのボタンをきちんと閉めることができるサイズを選ぶことが大切
スーツのボタンをすべて閉めるなんて窮屈と感じている人は、もしかしたらスーツのサイズが合っていないのかもしれません。
スーツを選ぶときもボタンをすべて閉めた状態でサイズ感を確かめてください
スーツは必ず上下で試着をしてフィット感を確かめてください。
体にフィットするとスリムに見えたりもしますが、窮屈な印象になり見苦しさがあります。また、あまりにゆとりがありすぎても見た目がよくありません。自分の体型に合っていないサイズでは、どこからか借りてきたスーツのように見えたり、だらしない印象にもなってしまいます。
スーツを試着したときは、立った状態で確認するだけでなく、椅子に座った状態でもサイズ感を確かめてください。
立っているときは問題なくても、座った時にボタンがはじけそうになる場合もあります。サイズがあっていないスーツだと着心地もよくないため、長く着ることができなかったり、仕事に集中できなくなることも考えられます。
スーツを着て動きが制限されるのが気になるのなら、ストレッチ機能がある生地を選んで見てください。
体を動かしやすくなり、スーツの型崩れも心配ありません。また、スーツも他の衣類と同じく、季節に合わせた素材を選ぶことも大切です。
ボタン以外に気をつけたい女性のスーツの着こなしマナー
女性のスーツの着こなしは、スーツのサイズ感やボタンを閉めること以外にも気をつけたい点があります。
女性のスーツに合わせるスカートまたはパンツは丈に注意してください
スカート丈は膝丈です。
膝丈よりも短くすると若々しくフレッシュな印象になりますが、椅子に座ったときにスカートの丈が上がるため太ももが露出してしまいます。仕事の場面にはふさわしくありません。また、スカート丈が長すぎると地味な印象になったり老けて見えてしまいます。
パンツの丈
必ず靴を履いた状態で見て、フルレングスのパンツならヒールの付け根あたりの長さにするときれいなシルエットになります。暑い時期ならくるぶし丈や七分丈のパンツもありますが、会社の雰囲気に合わせて選んでください。
ジャケットの中に着るブラウスにもマナーがあります
下着が透けて見えるような薄い素材や、胸元が大きく開いたデザインはビジネスにおいてはマナー違反です。フリルがたくさんついたもの、派手な柄やはっきとした目立つ色もよくありません。