仕事でわからないことがあったら素直に聞けば済むことですが、中には聞けない人もいます。聞けない雰囲気があるかもしれませんが、わかったフリをして困るのはあなたであり会社です。
聞けない理由は色々あると思いますが、まずはなぜ周囲に聞けないのか自己分析してはいかがでしょうか。
聞けない理由がわかれば解決策も見えてくるはず。勇気をもって聞きましょう。
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なぜ仕事がわからない時に周囲に聞けないのかを自己分析してみよう
まずはなぜ自分が質問をできないのか?というのを考えてみましょう。質問をした方が結果的に良いのはわかりきっているのに尻込みしてしまうのには理由があります。まずは理由を考えてみて、対策を練っていくようにしましょう。多いパターンではこんなものがあります。
周りが忙しそうで尻込みしてしまう
わざわざ先輩の手を止めることが申し訳なくて、尻込みしてしまうパターンです。質問しようかどうしようか迷っているうちにあっという間に時間が経ってしまって、全然仕事が進まないということも起こりがちです。
相手に上手く伝えられない
わからないことを上手く説明できないというのはしばしば起こります。とくに忙しい中、先輩の手を止めている状況というのは緊張するので、自分でも何聞いてるかわからなくなってくるなんてこともあります。また最初から理解できていない場合もこうなりがちです。
職場の雰囲気が聞きにくい
忙しくてギスギスしているような職場や、厳しい上司がいる職場は質問がしにくいことがあります。また、とても静かな職場で誰かの会話がはっきり聞こえるような職場の場合も、他の人に聞き耳を立てられて「こんなこともわからないのか」と思われるのが嫌で聞けないという方も多いです。
仕事でわからないことがあってもなかなか聞けない人が実践したいこと
聞きやすい人に聞く
優しそうな人、ちゃんと答えてくれる人がいるなら、その人に頼りましょう。
できれば複数の先輩に聞くより、1人の人に教えてもらった方がおすすめです。
わかっている人に聞く
わからない人に聞いて、その人が違う人に聞くという状況になってしまうとさらに時間がかかってしまいます。また曖昧な答えが返ってきても困ります。結局違う人に聞き直すという事態になりかねないので、最初から仕事を把握している人に質問するようにしましょう。
聞くタイミングを計る
仕事でわからないことがあっても聞けない状況を打破する方法
遠慮しない
仕事でわからないことを聞けない状況というのは大抵、遠慮している時です。
意外と先輩や上司は「遠慮しないで聞いて欲しい」と思っています。わからないまま勝手にやって失敗したり、大きな損失を出してしまうより、わからないことはそのままにしないでちゃんと聞いてほしいという意見が大多数でしょう。
必ずメモを残す
さっき聞いたのにわからなくなってしまったということを防ぐためにも、質問をする時は必ずメモに残すようにしましょう。
可能な限りまとめて聞く
「さっきも質問したのに、またわからないことが出てきてしまった」そういったこともよく起こります。
緊急性が高くないときは、メモにわからないことを書き溜めておいて、仕事が落ち着いたタイミングで聞くといいでしょう。
仕事の何がわからないのか、順を追って説明することが大切
自分の質問が伝わらないと、答えもずれていたりということがよく起こります。そのためわからないことをしっかり説明することが大事です。
順を追って説明する
「どの作業手順で起こった出来事か?」「どこまではやったのか?」ということが相手にわかるよう、順を追って伝えましょう。そしてここの作業を教えて欲しいというのをしっかり伝えます。喋っている途中でわからなくなりそうなら、要点をメモして確認しながら質問しましょう。
資料やパソコン画面を見せる
わからないことを口だけで伝えるのは難しい時もあります。使っている資料などを持っていって、それを見せながら伝えるようにしましょう。パソコン画面を見せる時に自分の席まで来てもらうのは申し訳ないという時は、画面を印刷して「今こんなエラーが出ている状態で…」などと説明する方法もあります。
わからないことを聞けないまま仕事をすると、わからないことを隠すようになってしまう
質問は悪いことではない
わからないまま仕事をするのは、あなたの中に「迷惑をかけたくないから」「できないやつだと思われたくないから」という気持ちがあるからではないでしょうか。
しかし、わからないまま仕事をして失敗をしてしまったら意味がありません。
また曖昧な状態のまま続けていると、いつかどこかでボロが出てしまいます。
だいぶ後になってから質問をして、「今更?」と思われてしまわないためにも、新人である最初のころにたくさん聞いておく方が得策ですよ。
質問して答えを聞いたのに、同じことがわからなくなるということも少なくありません。
二度も聞けないと思って曖昧なまま進めてしまうという方も多いですが、業務によっては一度聞いただけじゃわからないこともザラにあります。
さすがに三度も四度もとなると困りますが、曖昧な状態にしておかないためにも、「さっきも同じこと聞いて申し訳ないんですが、確認しておきたくて」と前置きをつけて、質問しても良いでしょう。