高校生が就職を希望する場合は、どのような自己PRをしたらいいのでしょうか。
高校生はスキルや経験がないぶん大学生や転職組よりも人間力を見られているとも言えます。しかし、高校生ならではのやる気や素直さはとても心強い自己PRになるでしょう。
高校生の為の自己PRの書き方や面接でのアピールの方法を紹介します。
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高校生の就職は強気で自己PRをしましょう
高校生が卒業後に就職を希望する場合は、高校在学中に採用面接を受けることになります。まだ学生である現時点では、その会社が求めるスキルは十分に身についていないことを考えると、採用されるためのカギは自己PRにあると言っても良いでしょう。効果的な自己PRをするためには、面接を受ける前にきちんと心構えをしておく必要があります。
熱意を言葉で伝える練習をする
同じ職種の求人に対して、複数の採用希望者がいた場合は、書類選考を経て面接で採用者を決めることになります。就職先に履歴書が届いた時点では、学歴や資格をメインにして判断するしかありませんが、実際の面接においては、身だしなみや質問への受け答え方とともに、いかに熱意が伝わる自己PRができるかどうかがカギとなるのです。
学歴や経験などが不足しているのは、高校生を求人対象としている時点で想定されていることとは言え、やはり同じ条件で応募してきた大学生と比べると、圧倒的に不利ではあります。
しかし、面接官が求めているのは、他でもないその人の熱意なのです。
ただ「頑張ります!」と、口で言うのは簡単です。なぜこの会社に就職を希望するのか、そこに至った経緯や、実際に就職してからはどのように働きたいかなどを、わかりやすい言葉で伝えることが、採用の決め手となることも覚えておきましょう。
高校生が就職先に自己PRできる事とは?長所の考え方
自信の持てるものを探す
たとえば部活など、学生時代を通して自分が本気でやってきたことを書き出してみます。その中でも、それを始めたきっかけや、頑張ることができた理由とともに、そのことによって得られたものを自分なりに考えることで、自己PRの材料を探しやすくなります。
しかし、たとえ部活やテストで良い成績を収めたという点を自己PRに活かすとしても、ただ結果だけを述べたのではただの自慢にしかなりませんので、あくまでもそこに至るまでのプロセスや、そこで得た考え方などを明確にしておく必要があります。
就職先に出す自己PRでしてはいけない事や注意点
しかし、ただ自信に満ちあふれた自己PRをするだけでは、残念ながらそう簡単に採用にはつながらないでしょう。
根拠のない自信は説得力に欠ける
効果的な自己PRをするためには、自身を客観的に自己分析する必要があります。
明るさを前面に押し出したいにしても、簡潔に「明るい性格です」と伝えただけでは、果たして本当にそうなのかは判断しにくいものです。同じことを自己PRとして話すのならば、具体的なエピソードのないものに関しては、その根拠を示さないことには、面接官にこの人を積極的に採用したいと思わせるのは難しいでしょう。
就職先に自己PRをするときの答え方や流れについて
面接時には、面接官からの質問に答えるだけでなく、自己PRタイムを与えられるケースも多いようです。たとえ履歴書には上手く自己PRを書けたとしても、何も見ずに話すのは難しいと感じるようでしたら、事前に受け答えの練習をしておくことをおすすめします。
自己PRは何パターンか考えておく
就職先によっては、人とのコミュニケーション能力を最重要視するケースもあります。
自分の言葉で相手に伝わるように話す力を見るために、とくに長さは設定せずに自己PRを求められる場合もあれば、○分程度と時間を指定されることもあるため、どのパターンでも対応できるように、長めと短めバージョンを練習しておきましょう。
とくに時間の指定がない場合は、簡潔に1分程度にまとめるのが理想です。
高校生の就職面接はとにかく自信と素直さが大切
高校生を採用するにあたっては、就職後にイチから仕事を教え込むことになります。ですが、そこで仕事の内容自体は教えることができたとしても、その人の考え方までを変えるのはかなりの労力が必要となりますので、採用する時点でこの仕事への適性や、職場になじめるかなどを見極めることが重要と言えるでしょう。
真面目さや謙虚さを評価する職場は多い
たとえ多少不器用だったり、仕事を覚えるのに時間がかかったとしても、就職先としては真面目に仕事に取り組む姿勢や、仕事に対するやる気を評価して、熱心に育ててくれるものです。そこで自分が仕事ができないからといじけたり、アドバイスも聞かずに適当に仕事をこなしているようでは、会社にとってもその人を採用したことはマイナスとなってしまうことでしょう。