本業の会社に内緒でアルバイトを掛け持ちしている場合、マイナンバーによって副業がバレてしまうのでは…と不安になる方も多いようです。
マイナンバー制度が導入されてからは、会社にマイナンバーを提出するようになりましたが、実際マイナンバーによってアルバイトの掛け持ちが会社にバレる可能性はあるのでしょうか。副業がバレる理由とは?
本業の会社にアルバイトを掛け持ちしていることがバレないための方法、注意点もありますので最後までご覧ください。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
夜間パートメリット・デメリット!主婦が夜間に働く理由と注意点
夜間の時間帯のパートを選ぶ主婦の方たちは、一体どのような理由で夜間に仕事をすることを選ぶのでしょうか...
-
高校生のバイト面接でよくされがちな質問と好印象を与える答え方
高校生になると今までよりも出来ることが増え視野が広がり、いろいろなことに挑戦したいという気持ちが湧き...
-
履歴書【コンビニの志望動機】主婦でも採用されるポイントを紹介
コンビニのバイトに応募したいけど履歴書の志望動機で悩んでいるあなた。 例えば、主婦ならどんな志...
-
【面接マニュアル】バイト面接での高校生のマナーとよくある質問
高校生になり、バイトを始めようという方も多いと思います。ここで戸惑うのがバイトの面接です。特に、...
-
アルバイトの志望動機に家から近いという本音は言っても問題なし
アルバイトを始めるとき、志望動機に悩む人は多いようです。 本当は家から近いという志望動機だけど...
スポンサーリンク
マイナンバーによってアルバイトを掛け持ちしていることが会社にバレることはない
会社の業績不振などの理由からお給料が下がると自然に「掛け持ち」を考えることもありますよね。特に小さなお子さんがいるご家庭のような場合だと尚更のことでしょう。
ただアルバイトの掛け持ちをしようか考える時には、会社に提出しているマイナンバーからバレてしまうのか?も気になるところだと思います。
アルバイトの掛け持ちはマイナンバーからバレることはありません
らマイナンバーを利用する目的は法律でしっかりと定められているからです。
個人の情報を勝手に聞き出そうとしたり、逆に、教えたりするようなことはしてはいけないと決められているのです。ですからたとえ会社が問い合わせたとしても役所は絶対に教えるようなことはありません。
もバレるとするならば「誰かが密告」した場合
あなたが誰かから恨みを買っているのであれば、その人があなたへの嫌がらせの一環として、会社へ密告してアルバイトの掛け持ちがバレてしまう可能性は考えられます。
ただ、前述していますようにそれは決してマイナンバーが原因ではなく、掛け持ち先で勤務している最中の写真等を提出されてバレるということですので、勘違いしないようにしましょう。
マイナンバーではなくアルバイトを掛け持ちしていることがバレてしまう理由
マイナンバーでアルバイトの掛け持ちがバレなくても他の事で掛け持ちがバレてしまう可能性はあります。
ではどんな理由でアルバイトの掛け持ちがバレる可能性があるのか見てみましょう。
マイナンバー以外で掛け持ちがバレてしまう可能性があるのは「住民税の納付額」
一定の収入以上がある場合、基本的に住民税は給料から天引きされ、本人に代わって会社が納付する仕組みとなっています。
住民税の納付額はあなたの「全収入」の額から決まるようになっています。
つまり、掛け持ちをすることによって収入が増えると会社が代行して納付する住民税額も増えるため、不審に思われてバレる可能性があるということなのです。
「マイナンバーではバレません」と誘ってくるようなアルバイトを掛け持ちしない方が身のため
このように、バレる可能性が全くないというわけではないアルバイトの掛け持ちは、悪い事をしようと企んでいる人にとっては恰好の的でもあります。
上記でもお伝えしましたが、マイナンバーでバレることはなくても、住民税ではバレる可能性はあります。これは「私の会社だったら大丈夫」などという特例はありません。
会社は人を雇う上でマイナンバーを提出させ、住民税を含む税金に関する手続きを怠ってはいけないという決まりがあります
ですので、「そうした事は上手くやります」と「甘い言葉」で誘ってくるようなアルバイト先は、何か良からぬ事(給料をまともに払わない、退職させない等)を考えている可能性があるかもしれないのです。
本業の会社にアルバイトを掛け持ちしていることがバレないための方法と注意点
前述しましたように会社にアルバイトの掛け持ちがバレる可能性があるものは「住民税」です。
アルバイトの掛け持ちによって得る収入にかかってくる住民税を自分で納付する
会社があなたに代わって納付する住民税額は本業の収入にかかってくる分だけになりますから、アルバイトの掛け持ちがバレる可能性は限りなく低くすることができます。
手続きの方法はいたって簡単で、アルバイトの掛け持ちで得た収入の確定申告をする際に、住民税の納付方法を「自分」にするだけです。
ただ多くの地域では会社納付(特別徴収)を推しているところが多く、中には、希望しても自分納付(普通徴収)ができない場合もあるようですので注意が必要です。
まずは一度お住まいの地域の自治体へ問い合わせてみると良いでしょう。
家庭の事情によりどうしてもアルバイトを掛け持ちしたい場合の対策
ご家庭の事情によってどうしてもアルバイトの掛け持ちをしたい時はしっかりと対策をしておくことも大切です。
アルバイトの掛け持ちが「許可」されている場合
掛け持ちがOKな場合は上司や同僚に一言かけておくようにしましょう。
理由は、正直にアルバイトの掛け持ちをしたいという旨を打ち明けることで、周りから理解を得ることができるためです。
職場の人間関係にもよるかもしれませんが、理解があれば、掛け持ちをしながらでも働きやすい環境を作ることができるでしょう。
アルバイトの掛け持ちが「禁止」されている場合
掛け持ちがNGな場合は上司に相談した上で会社にかけあって貰うのが良いでしょう。
アルバイトの掛け持ちをしたい理由によっては、会社が許可してくれる場合があるかもしれません。もしも無事に許可されれば隠すことなく安心して働くことができます。
ただ、隠しながら働くことには「いつかバレるのでは…」という不安が付き纏う原因になったり、周囲に理解して貰っていないため本業に影響がでてしまう原因となることもあるかもしれません。場合によってはバレた時に処罰の対象となる可能性もあるかもしれませんので注意しましょう。